元気なときこそ要注意
最近は、うつの調子がいい。比較的安定しているし、落ちても戻ってこれるまでの時間が短い。
お金も稼がなきゃと、バイトも初の週5にしてみた!よし!がんばる!
がんばらないけど、がんばる!がんばりすぎないけど、のんびりがんばる!自分らしく。
ちょっと調子よくなってきたなーって思って、色々活動して、調子のって挑戦したりしてみて、、そしたらまた体調戻っちゃって苦しくなって、、って何度も繰り返してきた。
今回こそは、調子のらない、。調子いいときこそ、頑張らないことを頑張る。
また、頑張りすぎちゃうこともあるかもしれないけれど。だって、頑張んなきゃ生きていけない社会だもん。
まあ、失敗しちゃってもいいや。
まあ、いいや。
心療内科。いいところと悪いところ。
うつ病と診断され、この一年の間に、4人の医者に出会いました。
現在の心療内科にたどり着くまでの道のり、
【経験談】
1、「図書館に行ってください」としか言わない医者
最初に行った病院で、うつ病と診断され、2ヶ月ほど通院をした。ここは、初診の最初には診察室とは別の場所で、自分の現状や、過去のことなどを10分ほど聞かれ記録を行い、その後、医者の診察室に呼ばれるというシステムだった。
医者はその記録を見ながら、確認をし、診断を行った。「うつ病です。診断書を出すので、休職か退職をしてください」と言われた。
それから、週に1度ほど通院が開始される。
だが、話をあまり聞いてくれないような感じだった。話そうとしても、遮られたり、辛いと言えばすぐに薬が増え、機械的に診察をしているように感じた。
診察にいくたびに、「転職の準備を早く始めてください」「図書館に行くようにしてください」と、それしか言われなかった。
「私は図書館には行きたくない」「外に出るのも苦しい」「図書館には行ってないけど、気分転換に他の場所に行ってみました」などと伝えても、遮られ、とにかく、「図書館に行ってください」の繰り返しだった。
次第に、その医者に対して、不信感を感じるようになり、通院することも苦痛に感じるようになった。病院が関係していたのかは分からないが、症状もただ悪化していくだけだった。
知人にも相談し、病院を変える決意をすることになる。
2、「僕には治せません」と最初の診察で言われた
すぐに病院を変えたかったので、一番早く予約が取れた病院に行った。
病院を変えて、一人目の医者。
前回の医者よりは、話を聞こうとしてくれる様子が見られ、少しほっとした。
だが、「この病院では、僕には治せません。ここでは治りません」と断言され、高圧的な態度も怖かった。「僕の個人の病院に来てくれたら、治せます」とも言われ、不信感も抱いたことから、その病院では、次回、他の医者に変更をしてもらうように、申し出た。
3、初めて、自分の話をしっかり聞こうとしてくれた
3人目の医者は、初めて自分の話をちゃんと聞こうとしてくれる様子がみられ、ほっとした。言葉に詰まっても、急かさずに、待ってくれた。ありのままの今の自分を受け止めてくれるように感じた。
3回ほど、この先生の診察を受けたが、引っ越しに伴い、病院を変更することになった。
4、初診から30分時間をかけ話を聞いてくれた医者
引っ越しをし、家の近くの病院に転院する。ここは、初診の予約を3週間ほど前に取る必要はあった。
少し体の大きな、にこにこしたおじさん先生って感じ。
初診では、30分ほどじっくりと時間をかけ、今の症状やこれまでのこと、幼少期や家族のことなど過去を振り返って、一つ一つ丁寧に聞いてくれた。寄り添おうとしてくれる姿勢も感じられ、安心した。
2回目からは、5分ほどの診察だが、
「まだ頑張らないでください」「無理しないでください」「頑張りましたね」などと、肯定的な言葉遣いや、その時の自分の状態に合わせ、判断してくれていることが伝わる。
現在は、月に1度、この病院へ通院している。
【心療内科の選択】
メンタルクリニックといっても、それぞれに違いもあるし、医者によって、態度も考え方も異なる。自分の価値観や考えが合わなかったら、診察もストレスになるし、定期的に通院することが多い場所だからこそ、合わない場所に通い続けることで、余計に悪化することもある。
選択のポイントとしては、口コミをしっかりと調べていくことが重要。私自身、通ってきた心療内科でも、やはり、口コミがしっかりしていた場所ほど、良かったように思う。
人気なところほど予約が取りにくい場合も、多いけれど、妥協せずに、合いそうなところを選ぶこと。すぐに行きたいけど、行きたいところは、予約が取れないときなどは、とりあえず予約は入れておいて、一番早く予約が取れたところで、心の緊急処置をしながら、転院するという選択も良いと思う。
将来的に、カウンセリングを受ける選択も頭に入っているなら、カウンセリングも実施している病院にしておくことも大切だと考える。
自分にあった心療内科にできるだけストレスなく、通えることが、精神疾患の治療のなかで、欠かせないこと。。
しっかりと自分の話を聞いてくれて、自分に寄り添ってくれようとする先生であること。
心療内科に通うのは、「敷居が高い」「ハードルが高い」「こんな症状でいっていいのかな」とか思うこともあるかもしれないけれど、少しでも異変を感じたら、心が苦しいなら、それが全て。
自分にあった場所をみつけてほしいです☘
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メンタルがおちている時に効果のあったこと①
うつの酷かった時期、心が落ち込んでいる時に実践して効果のあったことをお話します。
【ニュースをみないようにすること】
(経験談)
うつ病になって、休職中。特にすることもなく、ぼーっとテレビをつけていることが多かった。テレビからは、色々な情報が流れてくる。楽しいことだけでなく、悲しいことも。
事故や、事件、特に今の時期はコロナのニュースは、耳にすることが多い。
そんなニュースを何気なく見ていたけれど、悲しいニュースを見ては、心がざわざわとするのを感じるようになった。
毎日、知らされるコロナの感染者数に、一喜一憂し、不安になった。
そして、ある日ふと気がついた。
「ニュースは見ないほうがよい」
悲しくなってしまうことを、自分からわざわざ取りにいっていたのだと気がついた。
実際に、ニュースをみるのをやめて、情報に一喜一憂することがなくなった。以前よりも少し、心も落ち着いたように感じた。
様々なことから、影響を受けやすい自分にとって、情報をシャットダウンすることは、必要なことだった。
(情報社会を生きる中で)
テレビをつければ、ニュースはやっているし、スマホを手に取れば、SNSもみることができる。様々な情報が簡単に手に入る世界の中で、知らなくてもよいことは、見る必要がないと思う。
学校などで、「ニュースを見ましょう」とか、「ニュースをみることは良いこと」と教えられてきたが、本当に必要な情報だけを知っておけばよい。
本当に必要なことは、それだけを調べればいいし、重大なことはどこからともなく耳にする。
情報を自分の中に与えすぎないようにすること。
悲しくなることは、自ら避けてあげること。
そうやって、自分を守ってあげること。
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うつが酷かった時期の過ごし方
私がうつの症状が一番酷かったなと思うのは、うつになってから半年間の期間です。
その時期の私の日常をお話します。
とにかく、一日の大半はほぼ泣いていました。
朝起きて、そのままベッドで泣きはじめ、何が悲しいのかは自分でも分からずに、ただ涙が止まりませんでした。
ベッドでごろごろしながら、スマホをいじったり、SNSをみたり、動画をみても面白さを感じず、絶望感でいっぱいでした。
食欲はあったので、食事は普通に取れていましたが、睡眠は十分にとれず、途中から、睡眠導入剤を処方してもらいました。
涙が少し止まったときは、switchのゲームをしてみたりもしました。頭をほとんど使わずにできる、すごろくゲームなどは、淡々と時間を過ごせてよかったです。
病院などでは、散歩がいいとか、太陽の光を浴びましょうと言われ、
実践しなきゃとも思ったけど、なかなかできません。とても、労力と気力の必要なことだったから。
確かに、できたらやった方がいいけど、無理してしなきゃと思うと、余計に自分を追い込んでしまったりもするので、その時のペースに合わせていけばいいんじゃないかなと、私は感じました。
でも、ずっと家にこもっているのも、どんどん苦しくなってくるので、ちょっと出れそうかなっていう日には、5分だけでも散歩して、景色を眺めると、ちょっと落ち着く気がしました。
特に、私は夕方の散歩が好きで、夜でも、気持ちが沈んでいるときは、外にでるとなんだか落ち着きます。
近くの公園で、小さい子どもたちが遊んでいる様子をぼーっと眺めるのも好きでした。
外の空気を吸ったり、環境をちょっと変えてみると、心もちょっぴり変わる気がします。
休んでいると、自分は何しているんだろうとか、これからどうしようとか、
不安や恐怖でいっぱいになっちゃうことも多いけれど、
休むことは、やっぱり、絶対に欠かせないこと。
頑張らないことって難しい。頑張らないことを頑張っている。それだけでいい。
このまま一生何も変わらないんじゃないかって、苦しくて苦しくて、絶望感でいっぱいになるけれど、ちょっとずつ何かは変化していっている。
時間が一番の回復薬。
今はそんな風に思えます。
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うつが酷かった時期にやって失敗したこと②
うつ病と診断されてから、半年間くらいの間、急性期ともいわれるうつの酷かった時期に私がやって失敗したこと、これをしたことによって、かえって、うつの状態が悪化してしまったということをご紹介したいと思います。
【頑張ろうとすること】
(私の経験談)
私は、うつ病と診断されてから、すぐに休職をし、その3ヶ月後に退職をしました。休職をしてから、2週間は、休職をできた安心感とうつの苦しさだけでいっぱい、いっぱいでした。でも、休んでいる中でも、思考はぐるぐると周り、「これからどうしよう」「どうやって生きていこう」「どうしたら早く回復するかな」「お金はどうしよう」と、焦りや不安な思いが自分を苦しめました。
周りの人もみんな頑張っているんだ、自分も頑張らないと。そう思い、新しい就職先を探す活動をしてみたり、必死でした。退職してからは、さらに焦りが募り、無理に運動をしてみたり、在宅ワークを詰め詰め込んだり、単発派遣バイトにいってみたりと、“頑張って“いました。
しかし、そうやって、頑張ることで、余計に心は疲れ、少し回復したなと思っても、またどんどん悪化してしまう、という悪循環に陥りました。頭が上手く働かないのに、活動をしようとしても、上手くいかないから、自己否定をしたりもしました。
今は、何度も反省し、無理して活動しようとしないこと、時には周りに頼ること、たくさん自分を甘やかして上げる中で、少しづつ回復していっています。
(頑張るってなんなんだろうか)
今まで何度も「頑張って」といった励ましの言葉は耳にしてきました。それは、自分自身の体にも染み付いていて、常に”頑張ろう”としてしまいます。
だけど、うつのように、自分のエネルギーが枯渇している中で、傷つきやすくなっている中で、無理して頑張ることは全く必要ないことです。
その時、頑張るべきことがあるとしたら、それは、ちゃんと休むこと。
自分自身を甘やかしてあげて、大切にすること。
今、生きているっていうことだけで、十分頑張っているからです。辛いのに、苦しいのに、ちゃんと生きているって、本当に凄いことなんです。
そして、少しずつ回復して、頑張るとしたら、今の自分の状態をちゃんと見極めて、今の自分にできるラインの活動、むしろそれより一歩下がって生きていくことが大切だと思います。
でも、もし、頑張りすぎてしまったら、、、それでもいいんです。それで、今までよりも悪化してしまったとしても、自分を責めないで、ちゃんと自分を褒めてほしい。「頑張ろうとしてたなんて、凄い!」って。
一進一退しながらも、ちゃんと進んでいるから。一歩進めるときは、来ます。
私も何度も失敗して、自分で自分をたくさん苦しめてしまいました。
でも、一歩、また一歩進めるときはちゃんと来ました。
絶望的に見えて、真っ暗だった景色が、少しずつ少しづつ、変化してくれました。
絶対に、無理はしなくていいんです。どんな人でも、きっと、今までたくさんたくさん、頑張ってきたと思うから。苦しいときは、思いっきり立ち止まって、誇らしく休んでいいと思います。それができることも、とても凄いことです。
回復の一番の力は時間だと思います。時間は自分の一番の見方になってくれます。
今は、頑張ることをセーブすること、それが、うつ病にとって、何よりも欠かせないことです。
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うつが酷かった時期にやって失敗したこと①
うつ病と診断されてから、半年間くらいの間、急性期ともいわれるうつの一番酷かった時期に私がやって失敗したこと、これをしたことによってかえって、うつの状態が悪化してしまったということをご紹介したいと思います。
【SNSをみること】
(私の経験談)
うつになり、心と身体が思うようにいかない中、暇つぶしとして、何気なくスマホを触っていることが多かったです。友達のインスタグラムをみたり、自分と同じような仲間を見つけたくて、twitterを探ったりしていました。
しかし、この行動がかえって、私の精神を追い詰めることになっていました。
友達のSNSには、楽しそうな姿が写っていたり、頑張っている姿がみられて、「自分は何やっているんだろう」「なんでこんなに楽しそうなんだろう」「自分は不幸だ」「自分はだめだ」と、友達と自分を比べて、自己嫌悪に陥りました。
twitterには、同じようにうつを抱えていたり、苦しみを抱えている人たちを多く見つけられました。はじめは、共感したり、自分の仲間が見つけられたような嬉しさも感じましたが、「苦しい」「死にたい」などといったネガティブなツイートを見ている中で、自分自身も引っ張られるように、気持ちが落ちていってしまいました。
(SNSには)
SNSは、今や日常的なものとなって、当たり前のようなものになっていると思います。
でも、SNSはあくまで一部を切り取られたものでしかありません。SNSから、他人の全てを知ることはできないし、自分と他人を同じ土俵で比較することは絶対にできません。
もちろん、誰かと繋がっている感覚が得られたり、SNS上で励まされたりすることもあると思います。一人で心細いなあとか、仲間を見つけたいなあ、といったことで利用することは悪いことではないです。使い方によっては、本当に便利なSNS。
しかし、うつ病の酷い時期は、特にネガティブにもなりやすく、周りの影響も受けやすいと思います。また、そのような人は、心優しくて、繊細な人が多いからこそ、自分自身で自分を傷つけてしまうようなことも多いのではないでしょうか。自分の心を自分で守るために、自ら、情報を遮断することも必要だと、私自身、痛感しました。
少し、SNSから離れて、自分の周りにあるものだけを見つめる。自分が傷つく情報は、自ら遮断して、傷ついてしまった自分の心をさらに、痛めつけることがないように、自分にあったあり方を見つけていくことが必要です。
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