たかちゃんの幸せをみつける旅

日常の中で幸せを見つけ笑顔で過ごしていけるように人生探検中~のんびり日記~

うつが酷かった時期にやって失敗したこと②

うつ病と診断されてから、半年間くらいの間、急性期ともいわれるうつの酷かった時期に私がやって失敗したこと、これをしたことによって、かえって、うつの状態が悪化してしまったということをご紹介したいと思います。

 

【頑張ろうとすること】

(私の経験談

私は、うつ病と診断されてから、すぐに休職をし、その3ヶ月後に退職をしました。休職をしてから、2週間は、休職をできた安心感とうつの苦しさだけでいっぱい、いっぱいでした。でも、休んでいる中でも、思考はぐるぐると周り、「これからどうしよう」「どうやって生きていこう」「どうしたら早く回復するかな」「お金はどうしよう」と、焦りや不安な思いが自分を苦しめました。

周りの人もみんな頑張っているんだ、自分も頑張らないと。そう思い、新しい就職先を探す活動をしてみたり、必死でした。退職してからは、さらに焦りが募り、無理に運動をしてみたり、在宅ワークを詰め詰め込んだり、単発派遣バイトにいってみたりと、“頑張って“いました。

しかし、そうやって、頑張ることで、余計に心は疲れ、少し回復したなと思っても、またどんどん悪化してしまう、という悪循環に陥りました。頭が上手く働かないのに、活動をしようとしても、上手くいかないから、自己否定をしたりもしました。

今は、何度も反省し、無理して活動しようとしないこと、時には周りに頼ること、たくさん自分を甘やかして上げる中で、少しづつ回復していっています。

 

(頑張るってなんなんだろうか)

今まで何度も「頑張って」といった励ましの言葉は耳にしてきました。それは、自分自身の体にも染み付いていて、常に”頑張ろう”としてしまいます。

だけど、うつのように、自分のエネルギーが枯渇している中で、傷つきやすくなっている中で、無理して頑張ることは全く必要ないことです。

その時、頑張るべきことがあるとしたら、それは、ちゃんと休むこと。

自分自身を甘やかしてあげて、大切にすること。

今、生きているっていうことだけで、十分頑張っているからです。辛いのに、苦しいのに、ちゃんと生きているって、本当に凄いことなんです。

 

そして、少しずつ回復して、頑張るとしたら、今の自分の状態をちゃんと見極めて、今の自分にできるラインの活動、むしろそれより一歩下がって生きていくことが大切だと思います。

でも、もし、頑張りすぎてしまったら、、、それでもいいんです。それで、今までよりも悪化してしまったとしても、自分を責めないで、ちゃんと自分を褒めてほしい。「頑張ろうとしてたなんて、凄い!」って。

一進一退しながらも、ちゃんと進んでいるから。一歩進めるときは、来ます。

私も何度も失敗して、自分で自分をたくさん苦しめてしまいました。

でも、一歩、また一歩進めるときはちゃんと来ました。

絶望的に見えて、真っ暗だった景色が、少しずつ少しづつ、変化してくれました。

 

絶対に、無理はしなくていいんです。どんな人でも、きっと、今までたくさんたくさん、頑張ってきたと思うから。苦しいときは、思いっきり立ち止まって、誇らしく休んでいいと思います。それができることも、とても凄いことです。

回復の一番の力は時間だと思います。時間は自分の一番の見方になってくれます。

 

今は、頑張ることをセーブすること、それが、うつ病にとって、何よりも欠かせないことです。

 

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