たかちゃんの幸せをみつける旅

日常の中で幸せを見つけ笑顔で過ごしていけるように人生探検中~のんびり日記~

うつと診断された日の話

 

仕事に行けなくなった

 

いつもと何も変わらない朝。もう行きたくない行きたくないと思いつつも、大丈夫行かなくちゃと自分を必死に奮い立たせ、出勤する準備をする。家を出る時間となり、出勤しようと玄関に向かう途中、、、急に涙がとまらない。腰が抜けて座り込む。息がどんどん苦しくなってくる。でも、でも、行かなくちゃ。どうしようもない感情で頭の中はぐちゃぐちゃだった。

少しして、「今日は行かなくていいよ」彼の一言共に、ふとした安心感。

「腹痛のため休みます」職場に連絡をし、しばらくその場に立ちすくむ。時がとまったようだった。仕事に行けなかったという罪悪感。これからどうしたらいいんだろうという絶望感。私は何をしているんだろう。自分が怖い。。。頭の中はぐるぐるしていて、涙は止まらない。息苦しさをも感じながら、ベットでひたすら泣き続けていた。

心療内科に向かった

 

しばらくして、ふと、「病院に行こう。診断書をもらえればもう仕事に行かなくて済むかもしれない」どこからかそんな考えが浮かんできて、自分でも驚く行動力で心療内科に向かった。病院に行くのは普段から勇気がいることで、心療内科なんて一生行けないなと考えていたはずだったのに、この時の勇気には自分でも驚いた。誰か助けて。と、もう無我夢中だったのかもしれない。

涙が出そうになるのを我慢しながら、電車に乗って病院を探した。緊張しながら院内に入り、問診票を記入。ぼーっとしながら、呼ばれるのを待つ。診察室に入り、聞かれたことに答えていく。必死に我慢していたはずの涙が、我慢を超えていった。そして、その時初めて実感した。私ってこんなに苦しんでたんだ、辛いんだ。大丈夫大丈夫って言い聞かせていたけど、もう大丈夫なんかじゃなかったんだ。。

うつと診断される

 

そう気づいたと同時に、「けして軽くはない典型的なうつ病です」医者の言葉が聞こえ、診断書を作成してくれていた。処方箋も出され病院をでる。

呆然としていた。「うつかもしれない」そう思って自ら病院に行ったのにかかわらず、医者のその言葉は全く信じられなかった。「自分はうつではない。うつではない。」「薬なんかいらない」私は元気だと、言い聞かせていた。

怖かったから。自分がどこかに行ってしまったようで怖かったから。。。暗闇の中をさまよっているかのようだった。。。

 

 

あの苦しかった日から約1か月。

病院はやっぱり好きになれないけど、

ちょっぴり緊張するけど、

今日も診察に行っていきます。

今日も何かいいことありますよーに!!!